私たちが作る家紋は、お寺やお家の瓦屋根につけるためにご注文をいただくことが多いです。 一般のお家でご注文の多いサイズは、2.5~4寸(7.5~12cm)くらい。伝統的な、瓦にはめ込むタイプ(針金やボルト、ボンドで固定)。[ 家紋の取付図(銅線使用の場合) ] お寺からいただくご注文サイズは、7寸(21cm)以上がほとんどです。仕上げは、ともに黒地に金色焼成仕上げが一般的です。 |
最近は、住宅事情の変化に合わせて、家紋の色や飾り方も変化しています。 お家は若干洋風でも「代々伝わる家紋を飾りたい」という方、また、「外観のアクセントに」と家紋を飾る方もいらっしゃいます。 そして、瓦にはめ込むのではなく、壁に穴をあけ、ボルトとボンドなどで固定します。[ 家紋の取付図(ボルト使用の場合) ] 瓦にはめ込まないため、大きさも自由にお選びいただけます。 アクセントとして家紋を1つ飾りたい、という方は1尺(約30cm)の大きさを選ばれことが多いです。色は、壁の色に合わせて、モノトーンのものや、淡い落ち着いた色合いが主流になりつつあります。 新築・改築の際に是非ご検討下さい。 ご相談お待ちしております。 |
掲載はごく一部です。掲載していない家紋・寺紋も、もちろん承ります。 |
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家紋の起源は、平安時代にまでさかのぼると言われています。平安貴族達が使用していた牛車を見分けるために印(しるし)を付け、その印(しるし)が、衣装や道具などにも使用され、「家の印」として定着していったようです。 郷土の自然や身の回りの道具をヒントにデザインが考えられたようです。戦国時代では戦場での目印として、旗や幕、楯などの武具に家紋をあしらいました。江戸時代になると、庶民の間でも家紋をもつことが流行り、家紋のデザインは多様化し、数も急激に増えました。戦後、核家族化が進み、家紋は衰退傾向にありましたが、近年、和・日本らしさを求める人が増え、再び家紋の価値やそのデザインが見直されるようになってきました。 家紋は、お家とその祖先を大切に思う心と、自然や日常風景を愛しむ日本人の美意識から発展してきたものです。どうぞ身近に感じてみてください。 |
「自分の家の家紋を知らない」という方、この機会にもっと家紋を身近に感じてみませんか? お家の家紋、案外簡単に見付けられると思います。 |
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「家の家紋ってな~に?」 | |
まずは身近なおじいちゃん、おばあちゃん、ご両親に尋ねてみましょう。「桜」、「鶴」、「波」、「星」、「扇」など家紋のキーワードが得られるはずです。 | |
家の家紋はどんなデザイン? | |
「お墓、紋付の着物、蔵、瓦・・・」 蔵が残っているお家は少ないかも知れませんが、お墓参りの経験は大抵の方にあるでしょう。家紋のついたお墓はとても多いんですよ。また、瓦葺のお家に住んでいる方、実家が瓦葺のお家という方、屋根を見上げてみてください。瓦に丸い家紋がついていませんか? それから、紋付の着物。男性なら紋付羽織袴、女性なら紋付留袖。着物を広げると、直径数センチほどの白黒の家紋が見つかるでしょう。 |
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家紋の名前を知ろう | |
だいたいデザインが分かったら、今度は家紋の名前を調べてみましょう。最近はインターネットでも簡単に家紋の検索が可能になりました。また、家紋に関連した本も多数出版されていますし、図書館でも借りられます。大まかなキーワード(例えば、「梅」、「菊」、「銭」など)から目次をたどってみましょう。 ただし、家紋の数は30,000以上あると言われています。もし、同じ家紋が見つからなければ、希少なデザインの家紋といえるでしょう。 |
尺寸法 | サイズ(直径) |
2 寸 | 約 60mm |
2.5 寸 | 約 75mm |
3 寸 | 約 90mm |
3.5 寸 | 約 105mm |
4 寸 | 約 120mm |
4.5 寸 | 約 135mm |
5 寸 | 約 150mm |
6 寸 | 約 180mm |
尺寸法 | サイズ(直径) |
7 寸 | 約 210mm |
8 寸 | 約 240mm |
9 寸 | 約 270mm |
1 尺 | 約 300mm |
1 . 5 尺 | 約 450mm |
2 尺 | 約 600mm |
3 尺 | 約 900mm |
※上記に記載のないサイズでも製作致します。 サイズによっては分割製作となる場合もあります。 |