セラミックス、ファインセラミックスの違いは? | |
弊社の製品は、セラミックス製品です。 セラミックスは、「粘土を焼き固めたもの」を意味する「keramos」が語源と言われています。土器、陶器、磁器(弊社製品は磁器です)を指しますが、ガラス、セメント、耐火レンガなども含まれ、クラシックセラミックスとも言われています。硬く、耐熱性、耐食性、電気絶縁性に優れた製品です。 ファインセラミックスは、モダンセラミックス、ニューセラミックス、アドバンスドセラミックスとも言われ、セラミックスに様々な(機械的、電子的、磁気的、光学的、化学的)機能を付加した製品です。半導体や自動車、医療、精密機械、情報通信など幅広い分野で使用されています。 |
陶器と磁器の違いは? | |
弊社の製品は、磁器です。一般に「やきもの」と呼ばれているものは、専門的には「陶磁器」と言われます。陶磁器は、陶器と磁器のことを指します。陶器は、「土もの」とも言われ、陶土と呼ばれる土が主な原料です。1,200℃前後で焼成します。吸水性があり、透光性は無く、たたくと鈍く低い音がします。 磁器は「石もの」とも言われ、陶石とよばれる石が主な原料です。陶器よりも高温(約1,300℃)で焼成します。ほぼ吸水性が無く、透光性があり、叩くと金属的で澄んだ高い音がします。 陶器と違い吸水性が無いため、寒冷地で使用しても水分が凍ることによる製品の割れがありません。 |
ダイヤスタイトって? | |
弊社が製作するオリジナルのセラミックス製品です。ダイヤモンド(diamond)のように永遠の輝きを持つ 磁器(steatite)を目指し、「ダイヤスタイト」と名付けられました。耐候性、耐塩害性、耐凍害性、耐熱性、耐食性に優れ、屋外でも半永久的に美しい姿を保ちます。 |
ダイヤスタイトをステンレスやアクリルなどと比較すると? | |
看板などに使用される素材は、弊社が提供させていただくセラミックス(ダイヤスタイト)素材以外に、一般的なものとしてステンレス、アルミニウム、アクリル、カルプ、木、真鍮などがございます。耐久性、価格、納期など求められる条件によってどの素材を選択されるのが最適であるかは変わりますが、比較表を準備いたしましたので、ご参考ください。 →各素材の比較資料はこちら |
鋳込みって? | |
泥漿(でいしょう:水と粘土を混ぜた液状のもの)を石膏型に注ぎ込んで成形することです。一定時間後に、型の面に適当な厚さだけ水分が吸い取られて流動性を失った層ができたとき、まだ流動性の残っている泥漿を流し出します。石膏型の壁に付いて残った部分(製品になる部分)を型から外します。 |
研磨って? | |
完全に乾燥させた製品の表面をサンドペーパーで丁寧にこすって滑らかに美しくすることです。 |
釉薬って? | |
釉薬は「ゆうやく」または「うわぐすり」と言い、やきものの専門用語です。釉薬をかけて(施釉:せゆう)焼くことにより、やきものの表面をガラス質にし、様々な色を出したり、水がしみ込むのを防いだり、汚れを付きにくくしたりします。 |
純金焼成仕上げ、金メッキ仕上げ、金箔仕上げの違いは? | |
「純金焼成仕上げ」は、セラミックス製品に純金を焼成加工(窯で焼きます)した仕上げです。一般的な陶磁器の焼成方法に似ていますが、弊社独自の技術で、半永久的に美しさを保ちます。 「金メッキ仕上げ」とは、金属素材の表面を金でコーティングすることです。メッキ製品でよく知られているものに、トタン(鉄に亜鉛をメッキ)やブリキ(鉄にスズをメッキ)があります。 「金箔仕上げ」は、金を叩いて薄く延ばした金箔を素材に張る(正確には、金箔を押す、置くと言うようです)仕上げのことを言います。 |
製品に対して気を付けることは? | |
セラミックス(やきもの)のため、落下や衝撃には気を付けて下さい。製品を硬いもので叩いたり、無理な力を加えたり、上積みしたりしないで下さい。 |